福井晴敏の本を紹介します

福井晴敏の本を読みました。書名をクリックするとその本の紹介へジャンプします。

ユニコーンの日(上) 機動戦士ガンダムUC-01 (福井晴敏)

ユニコーンの日(上)

内容(裏表紙のあらすじより)

人類が、増えすぎた人口を宇宙に移民させるようになって一世紀。工業用スペースコロニーに住む平凡な少年バナージ・リンクスは、オードリー・バーンと名乗る謎の少女を助けたことから「ラプラスの箱」を巡る事件に巻き込まれていく。解放されれば地球連邦政府が転覆すると言われる「箱」の正体とは....「亡国のイージス」「終戦のローレライ」の筆者が、かつて機動戦士ガンダムに胸躍らせた大人たちに贈るサーガ。

感想

機動戦士ガンダムUCシリーズの第一巻。福井晴敏の本ということと、ブックオフで7冊がそろっていたので買いました。ほかに読む本が少なくなってきたので、読み始めましたが、アニメの画像を文章で表現して、それをイメージする作業を強いられるので、読み進めるのが大変。福井さん特有の細かい描写もあって、ちょっと買ったのを公開しながら、それでも福井作品。最後まで読み終えて、第2巻へ。

 

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ユニコーンの日(下) 機動戦士ガンダムUC-02 (福井晴敏)

ユニコーンの日(下)

内容(裏表紙のあらすじより)

宇宙移民者と地球連邦政府の戦争が終結し、束の間の平穏の中にあった地球圏。世界を覆す力を秘める「ラプラスの箱」の開放を巡り、軍産複合体と反政府組織が企てた策謀が新たな戦乱を引き起こしてゆく。謎の少女オードリーを追って戦火の中を走るバナージは、幼き日に分かれた父と、純白の巨人兵器(ユニコーン)に出会う…。環境問題、格差社会、行き詰った資本主義が将来する”あり得る未来”を舞台に、人の革新のドラマが白熱する!

感想

2巻目はわりかしすんなり読めました。バナージの生い立ちもわかって、巨人兵器ユニコーンがガンダムで、操縦するのには特殊な能力が必要で、なぜ宇宙移民者と地球連邦政府が対立していて、それから、軍需産業が運命を握っているという、今の社会の写し絵のような設定とか、いろいろ分かってきました。福井さんの本はいろいろな設定が長くて、ちょっと苦労しますが、それも楽しみの一つかな。

 

 

赤い彗星 機動戦士ガンダムUC-03 (福井晴敏)

福井晴敏 ガンダム戦記UC-03

内容(裏表紙のあらすじより)

世界を覆す力を秘める『ラプラスの箱』を巡り、地球連邦軍と反政府組織ネオ・ジオンは交戦状態に突入した。『箱』の秘密を内包する巨人兵器“ユニコーン”を父から託されたバナージは、収容先の戦艦内でさまざまな思惑に翻弄される。そこに急襲をかける「赤い彗星シャア」の再来、フル・フロンタル。再び“ユニコーン”に乗り込んだバナージは、伝説のマシーン“ガンダム”の力を呼び覚ますことができるか。圧倒的スケールのSFスペクタル、第3弾。

感想

ガンダム本来の戦闘シーン?が少し描かれています。絵のイメージが全くない私には読み進めるのがつらいですが、せっかく買ったので頑張って読みます。

 

 

パラオ攻略戦 機動戦士ガンダムUC-04 (福井晴敏)

福井晴敏 ガンダム戦記UC-04

内容(裏表紙のあらすじより)

資源衛星<パラオ>。そこは反政府組織ネオ・ジオの拠点であると同時に、宇宙移民政策の歪が生み出した「虐げられた民」の生活の場でもあった。それまで敵としてしか捉えられなかった人々と心を通わせ、少しずつ現実を見る目を養っていくバナージ。だが「ラプラスの箱」の奪還を目論む連邦政府は、<パラオ>に無謀とも言える攻略戦を仕掛けつつあり……。SF文学の新たな可能性、慟哭の第4弾!

感想

あまりにも描写が福井流でくどいというか、読むのに疲れるので、最後の20ページ前で、もう読むのをやめようと思いました。それでも読み切りました。カタカナの名前の主人公にはどうしてもついていけません。ようやくバナージが主人公だということは理解できています。誰が敵で、味方でとか、さっぱり理解できていません。戦闘シーンだけは面白いかな。でも人があっさりと殺され過ぎる気がします。たまたまネットで検索したら、アニメをテレビで放送中なんですね。一応録画予約をしておきました。

 

 

ラプラスの亡霊 機動戦士ガンダムUC-05 (福井晴敏)

福井晴敏 ガンダム戦記UC-05

内容(裏表紙のあらすじより)

宇宙と地球の狭間に建設された首相官邸(ラプラス)。西暦を捨て、宇宙世紀に足を踏み入れた人類を祝福する場となるはずだったそこは、反動分子の爆破テロによって無残に破壊された。それから百年、(ラプラス)の残骸に秘められた「禁忌の力」をめぐり、赤い彗星シャアの再来が、伝説のマシーン(ガンダム)が翔ぶ。人は、宇宙にまで持ちこされた己が原罪を贖うことができるのか……。文壇の気鋭が放つSF巨編、緊迫の第5弾。

感想

相変わらず、惰性で読んでます。読むのがつらい。寝床で読んでいていつの間にか寝入ってしまい、私の下敷きになった本のページはあちこち折れ曲がり、これではブックオフには持って行けないありさまになりました。この本って、昔ガンダムのアニメが放送されていた時代の読者だったら楽しめる本なのかな?福井さんの文章って、ところどころ主語が何なのかわからなくて混乱してしまいます。やたらと描写は詳しい気配ですが。シーンがしょっちゅう変わるのはもうあきらめていますが、読み進むのは苦労します。でも結局ブックオフに行って第8巻から10巻まで買ってきました。いまは第6巻を少しずつ読んでいます。

 

 

重力の井戸の底で 機動戦士ガンダムUX-06 (福井晴敏)

福井晴敏 ガンダム戦記UC-06

内容(裏表紙のあらすじより)

重力の井戸……それは、宇宙に棄てられた民が母なる地球を指して言う言葉。敵対するネオ・ジオンとともに地球に落ちたバナージは、過激な砂漠越えの中で自然と対立し続けてきた人物の業を体験する。一方、ネオ・ジオンと共闘するイスラム系反政府組織は、連邦政府首都への襲撃を計画。白人社会への積年の怨讐が巨大殺戮マシーンの暴走を呼び、街は炎の海と化す!宗教、格差社会……混迷する現代社会を映し出すSF巨編、第6弾。

感想

この巻は一気読みしました。相変わらず組織間の争いで登場する人物の名前とか関係がわたしにはよく理解できていませんが、中盤からの格差社会への反感から首都攻撃に移るまでの話は、わりかしすんなり理解できました。設定がイスラムとか中東にしてあるので、最近の世相と照らし合わせてわかりやすかったのかもしれません。巨大殺戮マシーンの暴走シーンは、これでもかこれでもかと繰り返されて迫力満点というか怖い。ここぞ福井晴敏なんでしょうね。最後に殺戮マシーンが破壊される直前の、”ロニ”の心の葛藤の設定には心打たれるものがありました。(2016.09.20)

 

 

黒いユニコーン 機動戦士ガンダムUC-07 (福井晴敏)

福井晴敏 ガンダム戦記UC-07

内容(裏表紙のあらすじより)

連邦政府首都ダカールでの死闘の末、バナージの前に立ちはだかった新たな敵。それは(ユニコーン)と類似した”黒いガンダム”だった。「ラプラスの箱」をめぐる争いが沸点を迎える中、それぞれの思いに従って戦場を駆ける男たち、女たち。彼らの眼前で二機のガンダムが激突した時、未知の強大なエネルギーが膨れ上がり、世界の界面を揺らすかのように空を覆った……。いよいよその真価を露わにするSF巨編、クライマックス第7弾!

感想

主要な登場人物は固定されてきました。対立する組織は、どれがどれかは相変わらず頭に入りません。船の名前もどれがどの組織に属するかが頭に入りません。モビルスーツの名前とパイロットの括り付け。そういう中で、パラグラフごとに場面が変わる。描写が詳細なのはいいんですが、私のような読者にはとてもつらい小説です。それでも読み進めるのは、たまにある戦闘シーンの迫力。それとたまにある、ちょっと説教臭い作者の気持ちを表した言葉。
ストーリー自体は単純で、地球に連れ去られたミネバ姫を、バナージらが追いかける。ラプラスの箱の鍵となるユニコーンガンダムとそのパイロットのバナージを組織が追いかける。地球のトリントン基地で戦闘シーン。モビルスーツ同士のつぶしあい。そこにユニコーンとリディ少尉が表れて戦闘は終結に向かう。そして終盤はユニコーンと黒いユニコーンとの戦闘シーン。黒いユニコーンのパイロットのマリーダは再調整されていてバナージのことが全く分からない。バナージはそんな状態のマリーダとまともに戦えない…そんなかんじなのかな。まあ最後は主要人物やガンダムは無事で、次はまた宇宙に場所を戻すようですね。(2016.09.26)

 

 

宇宙(そら)と惑星(ほし)と 機動戦士ガンダムUC-08 (福井晴敏)

福井晴敏 ガンダム戦記UC-08

内容(裏表紙のあらすじより)

数奇な運命に操られ、ひとつ艦で生き死にを共にすることになった連邦軍と反政府組織ネオ・ジオンの兵士たち。「ラプラスの箱」の謎を解くべく、協力して探索に乗り出したものの、拭いきれない疑念と怨讐が最悪の事態を呼び込んでしまう。「現実」は決して乗り越えられない壁なのか。一縷の希望に賭け、(ユニコーンガンダム)が裏切りの宇宙(そら)を翔ぶ……・。”人の善意と可能性”を問う壮大なるSFサーガ、いよいよ核心に迫る第8弾!

感想

連邦軍とかネオ・ジオンなどいろいろな言葉が飛び交うのにもようやく慣れてきたと思ったら、もうというか、ようやく第8巻を読み終えました。まだ、モビルスーツや戦闘艦のいろいろな名前が出てくるのには混乱させられますけどね。さて、敵対する連邦軍とネオ・ジオンの兵士がネエル・アーガマで一緒になって地球を脱出するところで前巻は終わりました。今巻では、協調していくのかと思わせておいて、ジンネマンらに船が占拠される。サイド共栄圏の構想を話すフロンタル、それに納得しないミネバ。ふたたび船内で連邦軍とネオ・ジオンの戦いが始まる。
その中で、バナージの独白。「裏切られるのかもしれない。勘違いなのかもしれない。でも、信じて、信じぬくことでしか、人は可能性という名の内なる神を生かし得ない。絶望にとらわれ、諦念を悟りであるかのように語り出した時から、人は対処療法をもってしか世界と対せなくなる。・・・人の人たるをやさしさと力を宇宙に示す…その程度のことなんだ、きっと。信じなければなにも始まらない。”彼女”を、この艦が手に入れかけた可能性を。真のニュータイプに『箱』を託そうなどと、壮大で愚かしい計画を実行に移した男の善意を。」287ページから一部抽出しましたが、このくだりが作者の意図しているところだと感じますね。
船内の戦いは、ミネバの操縦するクシャトリアの登場で終結にむかい、船はオットー艦長らの連邦軍の手に戻る。
こういうミネバの言葉もありましたね。「現在に絶望している者に、未来を語る資格はない。未来は今日の結果でしかないのです。暗闇で立ち止まっている限り、望む未来はやってきません。自分から”光”に向かって歩いていかなければ、私たちは……」そのとおりなのかなと思います。
ドラマはいよいよラプラスの箱を探す旅の最終目的地、結局はスタート地点だったインダストリアル7に関係者全員終結?。あと残り2巻。(2016.09.02)

 

 

虹の彼方に(上) 機動戦士ガンダムUC-09 (福井晴敏)

福井晴敏 ガンダム戦記UC-09

内容(裏表紙のあらすじより)

ついに「ラプラスの箱」の最終座標が示された。行く手に立ち塞がるネオ・ジオンの大艦隊と、すべての抹消を目論む地球連邦政府。一縷の可能性に賭けて、バナージは《ユニコーンガンダム》を駆り約束の地を目指す。その仮面に人類史の諦念を宿し、バナージの前に立ちはだかるシャアの再来=フル・フロンタルの正体は? いま、最後の戦いの幕が上がる……。混迷する現代社会を照射する”大人のためのガンダム”、衝撃の最終章!

感想

福井さんの本は、いつも最後の方で一気読みになります。あと2巻は、上下巻に分かれていますが、上巻を二日で読みました。この巻のストーリーはわりと単純で、最終目的地のインダストリアル7に向けてミネバやバナージが乗船するネイルアーガマが向かっていくのと、それを行かせまいとするネオ・ジオンの大艦隊。先行するユニコーン・ガンダムがネオ・ジオンのモビルスーツを蹴散らしていきますが、フル・フロンタルの赤い彗星との格闘戦。最後のあたりではリディ少尉の黒いユニコーンとの闘い。最後の方では、マリーダのクシャトリアが大活躍して、最後は不思議なと余韻を残します。それにしても、この小説は、話は宇宙を舞台にしてはいますが、いろいろな親子の葛藤が絡み合ってストーリーの根幹を流れているというか、人間模様がいろいろ書かれているというんですかね。主要な登場人物の若いころのトラウマがその後の人生を決定づけている感を強くします。あと1冊、どんな結末が待っているのか楽しみです。(2016.10.04)

 

 

虹の彼方に(下) 機動戦士ガンダムUC-10 (福井晴敏)

福井晴敏 ガンダム戦記UC-10

内容(裏表紙のあらすじより)

西暦最後の年に産み落とされ、宇宙世紀百年の歴史を呪縛してきた「ラプラスの箱」。その真実が明かされた時、「シャアの再来」は自ら底暗い正体を現し、「箱」の封印を目論む者たちは大量破壊兵器の刃を抜いた。絶望的な状況下、”あるべき未来”を取り戻さんとする可能性の獣……ユニコーンが示した奇跡の業とは……。未来を見失った今だからこそ読みたい、人の善意と可能性を問うSF文学の金字塔。ここに堂々完結!

感想

ふー。疲れました。ようやく読み終えました。単純なストーリーをここまで引っ張るかなあ……。福井さんって文体が固いんだよね。一つのことを表現するのにたくさん書かないと表せない。ページを開いた時に文字がぎっしりと並んでいて、自分がどこを読んでいるのか分からなくなるのかというこtが再三あります。疲れます。まあ辛抱して、辛抱して、辛抱して、辛抱してようやく読み終えました。読み終えた本を全部取り出して数えてみました。
第1巻「ユニコーンの日(上)」が230ページ、第2巻「ユニコーンの日(下)」が220ページ、第3巻「赤い彗星」が224ページ、第4巻「パラオ攻略戦」が274ページ、第5巻「ラプラスの亡霊」が259ページ、この本は寝ている最中に下敷きになって妙な折癖としわがついて治らなくなりました。ブックオフで引き取ってくれるかな?第6巻「重力の井戸の底で」が314ページ、第7巻「黒いユニコーン」が311ページ、第8巻「宇宙と惑星と」が331ページ、第9巻「虹の彼方に(上)」が250ページ、そして最終巻の第10巻「虹の彼方に(下)」が261ページ。本文だけのページ数です。トータルなんと2674ページ!疲れるわけです。こんな大長編を読んだのは生まれて初めて。
おとなのエゴと、人の善意に未来の光を見出す、単純なテーマでも、確かに永遠のテーマかもしれませんね。
赤い彗星、フル・フロンタル大佐との戦闘シーンはなんとも救われない気持ちにさせられました。最後のエピローグがなければ救われないお話だったと思いますが、何とか私の心が救われて読み終えることができました。まあ終わりよければ?かな。福井さんの本が見つかったらまた読みたいですね。(2016.10.09)

 

福井晴敏 ガンダム戦記UC10冊

 

人類資金シリーズ

人類資金0 (福井 晴敏)

人類資金0

内容(裏表紙のあらすじより)

全7巻〔しかも最終巻はこの厚さ!)、執筆5年に及ぶこの長大な小説を最後までお読みいただいた読者の皆様だけに、感謝をこめて限定公開! 執筆に先立って書かれたプロット(あらすじを)完全無修正で全文収録、さらに著者による創作秘話満載のdeepなテキストコメンタリー66項目! ネタバレ注意!

感想

特別付録とか完全無修正プロット、テキストコメンタリーとか初めて目にし、手にする小冊子。ページ数は263ページ。第7巻を購入すると付属でついていました。第1巻などの本編より分厚い。せっかくなので読み進めました。ずっとストーリーを追いかけている感じでなかなかページが進みません。たまに福井さんの著作時の感想が挟まれていて、それも赤線で引用されていて、その印刷作業はどのようにして行われたのか?そちらに興味がいってしまいながら、何とか第4幕にたどり着きました。ここからは本編を読んでいた時の感動がよみがえって楽しく読めました。人はその時その時の困難に対処して道を切り開いてきた。それはいつも同じで、これからも同じことが続く。たぶんそういったテーマだったと思うんですが、それをが再確認できました。
「小説・震災後」と同じテーマなのがとても興味深い。福井さん自身のテーマなのかもしれませんね。

 

 

人類資金I 福井晴敏

内容(「BOOK」データベースより)

終戦の日、日銀の地下金庫から莫大な金塊が姿を消した。戦後の混乱と日本の復興を糧に膨れ上がったその資産の名は『M資金』。七〇年の歳月が流れ、詐欺を生業とする真舟雄一の前に“M”と名乗る男が現れ、あるとてつもない計画を持ちかける。閉塞し混迷を深める世界に革命を促す書下ろしサスペンス超大作。

感想

最初6巻までをブックオフで購入し読みましたが、続きがありませんでした。調べてみるとまだ刊行されていなかったんですね。何度か予定されていたのが延期されていた模様。ようやく7巻目が発行されたのを確認してから、もう一度全部読みなおしました。そして、最終巻をアマゾンから購入。一気読みです。ずいぶん話を引っ張ってきたわりに最後はあっけない感じ。こんなに引っ張る必要があったのかな?映画もあまり見る気がしない・・・(2016.07.09記)
今、7巻についている特別付録人類資金0を読んでいます。これを読み終えると感じ方は変わるかもしれません。(2016.07.19記)

 

 

人類資金II 福井晴敏

内容(「BOOK」データベースより)

謎の男“M”に盗み出してほしいと依頼された『M資金』。かつて育ての親を死に至らしめたその存在に呪縛され続けてきた真舟は、“M”との接触を機に日本の地下に蠢く力学の奔流に呑み込まれていく。この世界をあまねく支配する“ルール”の外へ―真舟はこれまでの人生を覆し、依頼を受ける覚悟を決める。

 

 

人類資金III 福井晴敏

内容(「BOOK」データベースより)

ロシアのファンドマネージャー鵠沼英司は簿外取引を繰り返し、小国の国家予算並みの赤字を抱え込んでいた。本部の査察が入り絶体絶命となった鵠沼は窮地から逃れるため、国家間の恐ろしい陰謀に荷担するが―。真舟の一世一代の周到な計画は、強固に守られた電子上の莫大な金『M資金』を盗み出せるのか?

 

 

人類資金IV 福井晴敏

内容(「BOOK」データベースより)

思いがけずロシアで出くわしたのは、6年前から真舟を恨み執拗に追っていたヤクザ酒田だった。間一髪逃れた真舟だが、『M資金』を盗み出す大博打の最終局面で再び窮地に陥る。観念した真舟の前に姿を現したのは―。「世界が変わる瞬間をあなたに見せたい」。真舟に告げた“M”の正体は、計画の真の目的は?

 

 

人類資金V 福井晴敏

内容(「BOOK」データベースより)

資本という魔物に食い尽くされつつある世界を救うには。呪われた遺産『M資金』の継承者たる自分がなすべきことは。求道者のごとく問い続けながら世界を彷徨していた笹倉暢人は、流れ着いたアジア辺境の小国でついにその答えと出会った。自分がしたことの真の意味を知った真舟の前に立ちはだかるものは?映画では語られなかった真実の幕が開く。文庫書下ろし映画原作小説。

 

 

人類資金VI 福井晴敏

内容(「BOOK」データベースより)

暢人は捕らえられた。それを黙って見送るしかなかった石、人生最後の猶予を与えられた本庄、帰国と同時に美由紀に拘束された真舟。絶体絶命の男たちはそれでも暢人を救うため、そして『人類資金』を未来につなげるために、ある戦いを挑む。巨大な敵を相手にわずか三人―暢人を、そして世界を救えるか?

 

 

人類資金VII 福井晴敏

内容(「BOOK」データベースより)

本庄が命と引き替えに手に入れた“爆弾”を託された真舟と美由紀は関西最大の広域暴力団と組み、世界の株式市場を相手に壮絶な仕手戦を仕掛ける。期限はわずか三週間。そして石は暢人の命と『M資金』の未来を背負い、ただ一人ある舞台へと―。人間への信頼を高らかに謳い上げる一大巨編、ついに完結!特別付録に人類資金0巻、完全無修正プロット&著者によるテキストコメンタリー66項目限定公開。

 

 

いろいろ福井晴敏

小説・震災後 (福井 晴敏)

内容(「BOOK」データベースより)

二〇一一年三月十一日、東日本大震災発生。多くの日本人がそうであるように、東京に住む平凡なサラリーマン・野田圭介の人生もまた一変した。原発事故、錯綜するデマ、希望を失い心の闇に囚われてゆく子供たち。そして、世間を震撼させる「ある事件」が、震災後の日本に総括を迫るかのごとく野田一家に降りかかる。傷ついた魂たちに再生の道はあるか。祖父・父・息子の三世代が紡ぐ「未来」についての物語―。『亡国のイージス』『終戦のローレライ』の人気作家が描く3・11後の人間賛歌。すべての日本人に捧げる必涙の現代長編。

感想

ずいぶんと引き込まれました。祖父のちょっと謎めいた設定。父のあたふたと悩む姿。息子がこんなにも震災で心の闇に取り込まれてしまうのか。最後まで一気読みです。
最後の父のスピーチはとても心が打たれました。 これを言わせるために、福井さんはストーリーを引っ張ってきているんですね。”将来”と””未来”の違いには考えさせられます。
『震災でより不確かになった明日を切り拓くために、人間の意志が作り出す未来が、だからこそ必要なんです。、数千年来の人間の歩み、その最前線に立っている我が身を自覚した上で、なお百年先を見通す目指すべき世界が、だからこそ必要なんです』『自分で自分の心を壊さない限り、未来を探すのをあきらめない限り、目指すべき未来を見つけ出せれば、人は前に進むことができる。人は結果ではなく・・・いつでも、過程を生きているものなのですから』(この引用部分は私の意訳)
”団塊世代の後始末をさせられている、だからダメなんだ”とひがんでいた私には、とても反省させられました。私も自分の意志で未来を描いてみたいと発奮させられてしまいました。(2016.07.18記)

平成関東大震災 (福井 晴敏)


内容(「BOOK」データベースより)
突如として起こった大地震。新宿で震災に直面した平凡なサラリーマン・西谷久太郎は、家族に会いたいが一心で大混乱に陥った首都を横断する。生きていれば必ず道は見つかる。次から次へと襲いかかる災厄を乗り越え、ついに自宅にたどり着いた西谷が手にしたものは―。実用情報も満載したシミュレーション小説。

 

 

6ステイン(福井 晴敏)

裏表紙のあらすじより

愛する男を待ち続ける女、隠居した天才的スリ、タクシー運転手として働きながら機が満ちるのを待った工作員。心に傷を持ちながら、独り誇りを抱き続けた者たちの消せない染み。あきらめることを知らない6つの魂が、薄明の世界に鮮烈な軌跡を刻む。著者が織り成す切なく熱い人間賛歌、人生を戦うすべての者へ。

感想

設定が良くわからないままにストーリーが進んでいくので、ちょっと戸惑います。
それが結局最後まで続いた感じですが、何かがこころに残る作品集でした。
また次の作品が出るんでしょうか?読みたい作家の一人です。(2013.01.20記)

 

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