横山秀夫の本を紹介します

横山秀夫の本を読みました。書名をクリックするとその本の紹介へジャンプします。

64ロクヨン(上) 横山秀夫 文春文庫

64ロクヨン 横山秀夫

裏表紙のあらすじより

元刑事で一人娘が失踪中のD県警広報官・三上義信。記者クラブと匿名問題で揉める中、(昭和64年)に起きたD県警史上最悪の翔子ちゃん誘拐殺人事件への警察庁長官視察が決定する。だが被害者遺族からは拒絶され、刑事部からは猛反発をくらう。組織と個人の相克を息詰まる緊張感で描き、ミステリ界を席巻した著者の渾身作。

読んでみての感想

一つの文が長い。むずかしい漢字を多用する。設定が暗い。個人の過程の問題(娘の誘拐、妻のサポート)、自身の仕事への不満(刑事職から広報官という事務職への異動、それも2度目)、解決しない誘拐事件に絡めた警察庁長官の視察への対応、そして、匿名問題への対応)などなど、延々と語り続けられます。結局上巻はそれに終始して終わり。
読むのに疲れました。いつもは寝る前の眠り薬代わりに読書を活用してますが、この本の場合は、2,3行で眠りにつくことがたびたび、効果は大きかった。下巻の展開に期待。(2017.08.18)

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64ロクヨン(下) 横山秀夫 文春文庫

64ロクヨン(下) 横山秀夫

裏表紙のあらすじより

記者クラブとの軋轢、ロクヨンをめぐる刑事部と警務部の全面戦争。その狭間でD県警が抱える爆弾を突き止めた三上は、長官視察の本当の目的を知り、己の真を問われる。そして視察前日、最大の危機に瀕したD県警をさらに揺るがす事件が……。驚愕、怒涛の展開、感涙の結末。ミステリベスト二冠、一気読み必至の究極の警察小説。

読んでみての感想

上巻からの続きが174ページまで続いた。D県警の抱える問題や、警察庁長官視察の真の目的が明らかになるにつれ、三上の葛藤の気持ちも何となく、わたしにも伝わってきた。そして、記者クラブでの記者とのやりとり、自分の仕事の本質は何なのか?客観的に外から見て、何をやることがたいせつなのか?広報室のメンバー全員が共有できた。そして、記者クラブのメンバー遠因も…。ここでお話が終わった感じで、良かった良かった。という気持ちでしたが、これからが、佳境に入るらしい。その前に気ここまでの感想をメモしました。(2017.08.13)

 

最後まで読み終えました。ようやくという感じ。最後の50ページを読み切るのに2日かかりました。最後まで一気読みというわけにはいきませんでした。
その理由は、三上と松岡の掛け合いによる謎解きが、すっきりと入ってこないこと。ロクヨンの犯人を追及しながら、最後まで追い詰めないという、一見不可解な追跡劇に、関係者の複雑な感情が織り交ぜられているわけだから、読者がそれを読み取るのに苦労するのも当然か。
とにかくこの作者は、難解な漢字を使いたがる傾向が強い。普段使わない、漢和辞典を使わないと読めない漢字をなぜポイントポイントで使いたがるのかが全く不可解。わたしは比較的漢字を知っている(勘で読める)と自負しているが、2つほど読めなかった。わざわざ漢和辞典を引っ張り出す熱意も湧かないし……。
わたしは読めない漢字があると、そこで読書がストップしてしまう。興ざめ。わたしと同じ年代の作者なので、漢字を使いたがる気持ちはわからないでもないが、いまの時代にはそぐわない気がする。せっかくストーリがよく練られていて面白いのにとても残念。
家出した娘のあゆみの今後についての両親の心境については、何か落ち着かない気持ち。
こんなに読み通すのが大変だったのは久しぶり。今の自分と、本との相性がたまたま悪かったのだと思いたい。2017.08.18)

 

顔 FACE (横山 秀夫)

顔 横山秀夫

裏表紙のあらすじより

「だから女は使えねぇ!」鑑識課長の一言に傷つきながら、ひたむきに己の職務に忠実に立ち向かう似顔絵婦警・平野瑞穂。瑞穂が描くのは、犯罪者の心の闇。追い詰めるのは「顔なき犯人」。鮮やかなヒロインが活躍する異色のD県警シリーズ!(2014.07.23記)

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